岡本比呂志 Profile

日本の教育、イノベーション、IT、ビジネス|岡本比呂志

2014年12月

この「どうする日本の教育!」は、私、岡本比呂志が平成17年5月25日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

実は日本の家庭とか、日本のこどもたちの日本語、マナー、道徳などが劣化しているのですが、グローバルスタンダードから見ますと、犯罪件数、凶悪犯罪、離婚率、家庭崩壊など日本はこれでもまだ少ない方なのです。婚外子などは海外に比べれば、まだ非常に少ないのです。フランス、アメリカは大変多い。アメリカにおける家庭崩壊は、生まれた子供に父親がいないとか、今生まれた赤ん坊が六〇歳になるまでの間、父親や母親がいて、祖父、祖母がいる家庭はごく少数ではなかろうかと言われているのです。離婚が多発しているのです。家族の絆はまだ日本の方があるかもしれません。ですから今の日本はまだ完全に崩壊しているわけではなくて、崩壊していく危険性を有している段階であると思います。

学校法人 中央情報学園
中央情報専門学校
〒352-0001
埼玉県新座市東北2-33-10
TEL:048-474-6651
FAX:048-475-1819

この「どうする日本の教育!」は、私、岡本比呂志が平成17年5月25日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

どういう日本を目指すべきか。教育の理念として、日本のビジョン(戦略的展望)、ミッション(使命)、ゴール(目標)を考える必要があると思っています。私は、それを一言で言えば「豊かで美しい日本」、経済的豊かさをもち、精神的な豊かさをもつことではないかと考えています。戦後の日本では経済的豊かさは実現しましたが、精神的豊かさはどうだったでしょうか。経済的豊かさについていえば、これからは科学技術をベースにした「科学技術創造立国」を目指すことだと思います。精神的な豊かさは、日本人本来の「美しい自然と美しい文化」「美しい心」をベースにした豊かさが大事だと思います。

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この「どうする日本の教育!」は、私、岡本比呂志が平成17年5月25日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

日本の総人口の推移を見ますと、一八七〇年の明治維新直後の人口は三千四百万人だったのが、ずっと増え続け、二〇〇一年に一億二千七百万人になり、そして来年にピークを迎えます。出生率は一・二八と更に低下しました。実績値が厚生労働省の低位推計を下回る数字になっています。このままいきますと、二一〇〇年には、低位推計で四千六百万人と明治維新のときとそんなにかわらない人口になってしまうのです。これが今日の日本経済の将来、年金、社会秩序、教育、文化の継承などあらゆる問題を直撃します。ですから、少子高齢化を見据えて、教育をどうするかが大事です。

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そして、一九〇五年日露戦争で勝利して、日本は大国の仲間入りを果たします。小国が世界無敵のロシア艦隊を破り、大変な騒ぎになります。ところが、有頂天になって、軍国主義、日中戦争、太平洋戦争を経過して、一九四五年に敗戦を迎えます。そしてそのどん底から這い上がり、廃墟のなかから経済を復興し、豊かな国を目指し、みごと再建を果たし、アメリカに次ぐ世界第二位の経済大国になりました。しかし、一九八五年プラザ合意によって、一ドル二四〇円が一ドル一二〇円と急激な円高となりバブル経済、バブル崩壊をたどり、一五年不況の奈落の底に経済が突き落とされました。そして、ここ一〜二年でようやくまた、日本経済の復活が見えてきているところです。それが二〇〇五年です。ところが、来年二〇〇六年に日本の人口はピークを迎えると言われています。

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