この「どうする日本の教育!」は、私、岡本比呂志が平成17年5月25日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。
小泉総理大臣は、就任演説で、「米百俵」という故事を引用され、国の将来は教育にかかっているということを話されました。これは、幕末から明治の初期、財政が窮乏していた長岡藩に対して送られた米百俵をめぐって、藩士の小林虎三郎が「百俵の米も食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万俵、百万俵となる」といって、学校設立の費用に当てたという故事にならったものです。しかし、小泉総理は果たして他の予算を切り詰めてでも教育に思い切った予算をつけたのでしょうか。残念ながらそうした形跡は全くありません。私は小泉さんに、あなたは教育のために、毎年「米百俵」を用意する覚悟はあるのですかと聞いてみたいです。
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