どうする日本の教育！ 岡本比呂志 ～１８～

この「どうする日本の教育！」は、私、岡本比呂志が平成１７年５月２５日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

どんなに、コンテンツがあっても、ハードウェアがあっても、ソフトウェアがなければコンピュータは何もやってくれません。同じように人間も健康な身体があったとしても、健全な精神と心がないと、知識だけではおかしな人間ができてしまうわけです。最近いろいろな凶悪な犯罪がおこっていますが、ソフトウェアとしての精神と心がおかしくなっている人が残念ながら増えてきたのではないでしょうか。

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どうする日本の教育！ 岡本比呂志 ～１７～

この「どうする日本の教育！」は、私、岡本比呂志が平成１７年５月２５日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

コンピュータをみますと、パソコンやプロジェクターなどのハードウェア、インターネット・ネットワークがあって、その上に、今日はパワーポイントのソフトウェアを使って発表しておりますが、発表内容であるコンテンツもあります。人間も身体というハードウェアと、神経というネットワークをベースに、精神、心というソフトウェアをもっています。その上に個々の知識というコンテンツがあるのではないでしょうか。

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どうする日本の教育！ 岡本比呂志 ～１６～

この「どうする日本の教育！」は、私、岡本比呂志が平成１７年５月２５日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

私は、中学・高校の教員を９年間経験したあと、コンピュータやＩＴに関する情報教育に２０年近く携わってきました。その間コンピュータのテクノロジーはめまぐるしく変わっています。毎年ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなど、最新技術に追いつこうとやってきました。しかしよく考えてみますと、人間の構造とコンピュータの構造は非常に良く似ています。それは、コンピュータが人間をモデルにして作られているからです。逆にコンピュータのモデルを対応させて考えると人間がうまく捉えられるのではないかと思います。

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どうする日本の教育！ 岡本比呂志 ～１５～

この「どうする日本の教育！」は、私、岡本比呂志が平成１７年５月２５日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

人間として持つべき正しい価値観を植えつけ育てなければなりません。「理性」や「良心」を育てるためには、人間にとって、何が大事なのかという「価値の教育」、特に善悪を判断する「価値観」を教え込まなければなりません。「価値観」を教える教育は、単なる知識の教育ではありません。親や教師が自らの人格をかけた正に「心の教育」にほかならないわけです。これをしっかりやらなければいけません。

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