この「どうする日本の教育!」は、私、岡本比呂志が平成17年5月25日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

実は日本の家庭とか、日本のこどもたちの日本語、マナー、道徳などが劣化しているのですが、グローバルスタンダードから見ますと、犯罪件数、凶悪犯罪、離婚率、家庭崩壊など日本はこれでもまだ少ない方なのです。婚外子などは海外に比べれば、まだ非常に少ないのです。フランス、アメリカは大変多い。アメリカにおける家庭崩壊は、生まれた子供に父親がいないとか、今生まれた赤ん坊が六〇歳になるまでの間、父親や母親がいて、祖父、祖母がいる家庭はごく少数ではなかろうかと言われているのです。離婚が多発しているのです。家族の絆はまだ日本の方があるかもしれません。ですから今の日本はまだ完全に崩壊しているわけではなくて、崩壊していく危険性を有している段階であると思います。

学校法人 中央情報学園
中央情報専門学校
〒352-0001
埼玉県新座市東北2-33-10
TEL:048-474-6651
FAX:048-475-1819