この「どうする日本の教育!」は、私、岡本比呂志が平成17年5月25日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

他方で、教育投資にかける金額は、国も家庭も会社もここ十数年間下がり続けています。教育投資が下がって、教育の質が上がることはあり得ないのです。一九六〇年から一九九〇年、日本が高度成長していた時期は教育投資が増えていきました。それを支えていたのが、家庭であり、会社です。教育ママとか、教育パパと言われた時期ですが、それがいまの日本、世界第二位の経済大国を支えているのでしょう。ところが一九九〇年のバブル崩壊以降、家庭が教育費を払えなくなり、企業が人材育成のコストを賄えなくなったのです。

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