岡本比呂志 Profile

日本の教育、イノベーション、IT、ビジネス|岡本比呂志

この「どうする日本の教育!」は、私、岡本比呂志が平成17年5月25日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

一九八四年から八七年、中曽根内閣のときに、臨時教育審議会で「個性の尊重」「生涯学習体系への移行」「変化への対応」などと良いことも言っています。しかし、「個性の尊重」は大事なことなのですが、「自由主義」「個人主義」の方だけが助長されてしまい、全体としては、骨格が見えないものになってしまいました。アメリカと日本では教育に対する国家戦略の差がこれほどまでにあるのです。今日の教育問題の根本に、国家戦略として教育をどのように位置づけるのかという問題があることを私たちは忘れてはいけません。

学校法人 中央情報学園
中央情報専門学校
〒352-0001
埼玉県新座市東北2-33-10
TEL:048-474-6651
FAX:048-475-1819

この「どうする日本の教育!」は、私、岡本比呂志が平成17年5月25日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

ちょうどその頃、一九八一年アメリカはレーガン大統領が就任して、米国の競争力は教育の競争力である、ここにアメリカの未来があると言って教育改革を断行します。アメリカは日本を見習え、日本の小中高はしっかりやっている、学力が高い、このままでは日本に負けるということで改革をやりました。ところが、日本は逆に教育の自由化を見習えということでアメリカで問題とされていた教育の中身を見習ってしまった。

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大学の先生方に聞きますと、共通一次試験が始まってから学生の学力が随分落ちた。最近は高校の補習をしないと授業が成り立たない。塾・予備校の先生を呼んで補習している。生物を学ばないで医学部に入ってくる。物理を学ばないで工学部に入ってくる。教育というのは、やはり手作りでやっていかないといけないのではないかと思います。ですから共通一時試験、今のセンター試験はどうだったのかという疑問は残ります。

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