岡本比呂志 Profile

日本の教育、イノベーション、IT、ビジネス|岡本比呂志

私、岡本比呂志が理事長を務める中央情報専門学校の25年度工業専門課程情報システム学科授業科目をご紹介いたします。

【コンピュータシステム概論】
Linuxサーバ管理者となれるよう、LPICレベル1の学習を通して体系的に知識と技術を習得するとともに、IT業界で評価の高いLPICレベル1の資格取得を目指す。
授業時数:36
単位数:2
授業方法:講義

【システムの開発と運用】
主にWebシステム開発における最新の技術による実践的かつ専門的な知識を習得する。システムの開発局面で利用する言語、ツール類を用いて、開発手法を具体的に実践する。
授業時数:36
単位数:2
授業方法:講義

学校法人 中央情報学園
中央情報専門学校
〒352-0001
埼玉県新座市東北2-33-10
TEL:048-474-6651
FAX:048-475-1819

私、岡本比呂志が理事長を務める中央情報専門学校の25年度工業専門課程情報システム学科授業科目をご紹介いたします。

【ITリテラシーⅠ】
情報化に主体的に対応するための基礎的な知識とクライアント環境のパソコンの操作・利用と役割・機能、および情報の利用、情報モラルなどに関わる基礎知識を習得する。
授業時数:72
単位数:4
授業方法:講義

【ITリテラシーⅡ】
情報化の進展にともない、日常生活において主体的に対応できる基礎的能力とソフトウェアの種類と機能、インタ-ネット、および情報セキュリティなどの基礎知識を習得する。
授業時数:72
単位数:4
授業方法:講義

学校法人 中央情報学園
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この「どうする日本の教育!」は、私、岡本比呂志が平成17年5月25日に開催された埼玉経済同友会主催の「会員懇談会」において、講演をさせていただいたときの講演要旨です。是非皆様にもご一読していただき、ご感想やご意見を頂戴できましたらありがたく存じます。

【質疑応答】
Q.私の企業では、二年前に高校の先生を一年間預かりました。毎年五人ぐらいは企業で学んでいると思います。先生は企業から目からうろこでいろいろ学び、こんなに学校と企業は違うのだということを学んで帰ります。ただし、一年間で一人ですから、学校に戻りますと現実には娑婆から帰ってきたというような歓迎ムードになってしまい、学んだことがなかなか活かせないのも事実だと思います。今までに約四〇名位企業で経験した方がいるのですが、学校に一名ずつバラバラにいます。そこで、一つの学校に、企業経験をした教員を五名から六名くらいをいれた学校を作ってみたらどうかと提案したことがあります。一人だと意見が言えないこともあるでしょう、洗脳されてしまうこともあるでしょう。このようなことを、埼玉経済同友会で提言していくのはどうでしょうか。それから、学校の先生は三〇歳過ぎてから募集するのが良いのではないか。大学を出て、企業などで五年から八年間くらい働いた優秀な人で、その後教職に携わりたいという人を教師にすることが良いのではないでしょうか。

A.教員を産業界で経験させることはとても大事なことだと思います。学校という閉鎖社会でしか経験していない教員にとっては、大きな意味があると思います。企業経験、社会経験を積んだ人を教師にすることはとても良いことだと思います。実は、公立の小中学校の二〇歳代、三〇歳代の教員構成は極端に少ないのです。こどもたちには、体当たりしてやってくれる若い先生も大事です。財政に余裕が無いから、採れない、採らなかった。あと一〇年で、五〇歳代の中高年の先生が大量に退職します。いまは学力低下が大きな問題になっていますが、これからは一体誰が教えていくのかという大変深刻な問題を教育の現場がかかえているのです。現状は教員養成も極めて貧困なのです。ですから、社会経験豊富な方に是非教育現場に立ってもらうことと合わせて、若い教員をこれからどんどん採用していかないと大変なことになるということを知ってもらいたいと思います。駄目な先生は教育現場から排除し、教育以外の職場に配置転換すべきです。他方若い先生でやる気を持っている先生をどんどん養成していくこともやっていかなくてはいけません。ある公立中学校で、英語を半年間生徒に教えなかった英語の先生がいたそうです。半年はこどもにとって取り返しができません。その教師ももちろんですが、それを放置してきた学校と教育委員会の責任はきわめて重大です。それから、全国の中等教育(中学・高校)のモデルとなるようなスーパースクールをつくることも必要ではないかと思います。現在は構造改革特区を使えば、公設民営型の学校が出来るようになりました。たとえば、公立高校を、学校法人などが運営をするということが出来るようになりました。これからはモデルとなるような学校をつくるべきだと思います。トヨタが今度学校をつくりますが、教育への危機感のなかで経済界が具体的に動き始めました。埼玉経済同友会が力を合わせれば、日本有数のスーパースクールを埼玉の地につくることも可能だと思います。

学校法人 中央情報学園
中央情報専門学校
〒352-0001
埼玉県新座市東北2-33-10
TEL:048-474-6651
FAX:048-475-1819

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